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Character

Albert Alfonso y Rosen / アルバート・アルフォンソ・イ・ローゼン
貧しい家の子。いつまでも熱い仲の両親をうっとうしく思っている。
意地っ張りでかっこつけたがり。何でも一人で解決しようとする。
近くの練兵場に通っていて、武器の扱いには慣れている。
ある理由から金持ちになりたがっている。幼馴染のロゼリアとは大の仲良し。

初出楽曲:Missing Link
関連項目:Roseleah Ribera y Albelda
Amphitrite Dione Alba / アンフィトリテ・ディオーネ・アルバ
父の古くからの友人ズィーロット・アルバに引き取られ、
アルバ家の養女として暮らす少女。ズィーロット三人目の娘。
人の面倒を見たがる性格。ズィーロットの経営する孤児院、
『貧者の施し院』を手伝い、養母のような事をしている為、
孤児院のちびっこ達からはお母さんと慕われている。

初出楽曲:Daffodil
関連項目:Zealot Alba One Alba Deutera Alba 貧者の施し院
Armelia Amaryllis / アルメリア・アマリリス
東オーラム帝国執政リリアーナの専属召使。出身はエゥト。リリアーナと同郷。
良家の子女で、行儀見習として皇室付召使をしていた所を、リリアーナに見初められる。
大人しい性格であまり我が強くない。顔声体全てがリリアーナに瓜二つで、
ふとした瞬間に見間違えられる事がしばしば。唯一地毛の色が違う。
皇室付召使衆のご多分に漏れず、リリアーナに憧れている。

Armelia Amaryllis

初出楽曲:興國幽径アポロギア
関連項目:Liliana Augusta
Olphin Pedrolino / オルフィン・ペドロリーノ
流浪の孤児。白髪に緑眼という特異な外見を持つ。
捻くれた性格をしており、他者をあざ笑うような言動を良くする。
大人が嫌いで、女性が嫌い。傍からはそう見えないかもしれないが、
妹のリギを一番大切に思い、自分の中の一番に置いている。
Derzahla Balud

初出楽曲:Daffodil
関連項目:Ligi Pedrolino
Orland / オルランド
ルート王国の英雄。無頼にして不遜。《不滅の刃(ドゥリンダナ)》と呼ばれる名剣を持つ。
外傷に対しては不死身なのだが、持病を抱えており年々悪化の一途を辿っている。

初出楽曲:Orland
One Alba / オーネ・アルバ
海運王、ズィーロット・アルバの愛娘。
母の死と引き換えに生まれてきており、
また、病弱なため、ズィーロットは
異常なほどにオーネを溺愛している。
定位置はベッドの上で、絵本を読んでもらうのが好き。

初出楽曲:精神体剥離薬
関連項目:Zealot Alba Deutera Alba Amphitrite Dione Alba

L.C. / 怪盗カサノヴァ
レオーネ共和国周辺域を騒がしている怪盗紳士。
収蔵品を女性に例え、口説き落として連れ去ってしまうという様式を持つ。
自称する名はL.C.。怪盗(Ladro)カサノヴァ(Casanova)と言うのは、一般大衆が付けたあだ名である。
また特徴として、彼は、その時狙っている"女性"の事を"ラーラ・アヴィス"と呼ぶ。
ラーラ・アヴィスは、彼独自の意味づけによって、"深窓の令嬢"という意味合いで使われている。
噂では、囚われの身から救いだした"令嬢"を、真に相応しい持ち主に引き合わせる為に盗みを働いている、
とも言われているが、真の狙いは分かっていない。
怪盗カサノヴァ

初出楽曲:怪盗カサノヴァ
鉄森 光 / かなもり ひかり
何より自由を愛するお嬢様。おじいちゃん子。好奇心が旺盛でなんでも知りたがる。
天真爛漫でいたずら好きのわがままっこだが、人を思いやる優しい心も持っている
祖父やディートリヒに時々教えて貰っているため、オルガノイドのプログラミングが少しは出来る。
多忙を極めるオルガ社現社長の両親に代わって、祖父、博士(ひろし)の下で暮らしている。
ディートリヒはとても良い遊び相手だが、彼の口うるささには閉口している。
ディートリヒにはいつも手玉にとられているため、いつかうまくやり返してやろうと思っている。

初出楽曲:The Zeloth Law
関連項目:Oldtype/Mc No.27 Dietrich 鉄森 博士
鉄森 博士 / かなもり ひろし
自律思考型ヒューマノイド、通称オルガノイドの開発者にして、
自動人形販売会社オルガ社の創始者。偏屈で、古いもの好きであるが、
人間の美しさを好み、その美しさを永遠に残したいとの思いから
オルガノイドを開発する。莫大な反響を得て、オルガ社は一代にして大企業となった。
現在は、息子夫婦に会社を任せ、一線から身を引いている。
若いころに好きだったドイツに移り住み、孫娘とともに趣味に没頭するのが日課の様だ。
また、自分の意見をしっかりと返してくれる執事のディートリヒを大切にしている。

初出楽曲:未登場 関連楽曲:The Zeloth Law
関連項目:鉄森 光 Oldtype/Mc No.27 Dietrich
Guidobaldo della Rover / グイドバルド・デッラ・ローヴェル
ローヴェル家が子供に恵まれなかった為に外から連れてきた養子。
長男として、また次期ローヴェル家当主として厳しく育てられてきた。
現在は、ローヴェル商会が運営する商館の副館長を務めている。
やり手の自信家であり、論理的で現実的な思考をする野心家。
その為、一銭の得にもならない父クラウディオの蒐集癖と、
"驚異の部屋"に居つく夢見がちな弟を毛嫌いしている。
Guidobaldo della Rover

初出物語:怪盗カサノヴァ
関連項目:Claudio della Rover Francesco della Rover ローヴェル家
Claudio della Rover / クラウディオ・デッラ・ローヴェル
エヴェド=レオーネ戦争の好機を掴み、
造船に用いられるモミ、マツなどの材木の取引で財を成した。
芸術を愛好し、多くの芸術家を支援した大商人。
それと同時に稀代の珍品奇品コレクターでもある。
いわゆる郷紳であり、爵位を持っていない。
一代でローヴェルの名を世に知らしめた大家だが、
それだけでは飽き足らず、貴族のステイタスの一つ、
私設博物館である"驚異の部屋"を持つ事で、
上流階級に必死に溶け込もうしていた。
亡き妻アナスタージアの事を何よりも愛しており、
社交界で不利に働くにかかわらず独身を貫き通している。

初出物語:怪盗カサノヴァ
関連項目:Guidobaldo della Rover Francesco della Rover ローヴェル家 驚異の部屋

Suriya / スーリヤ
王族嫌いの王女。平民兵からの人気が高い。
戦場を駆り、夫である王子を凶刃から守る。


初出楽曲:潮が引いた街、灰の降る夜
Zealot Alba / ズィーロット・アルバ
レオーネ共和国の海運王と名高い大商人。
創作物を好み、巨大な書斎を持つ。
また、慈善事業にも目を向け施設孤児院も経営する。
その一方で、教会の目をかいくぐり、
異端の魔術に手を出すなど怪しい噂は絶えない。

初出楽曲:Daffodil
関連項目:One Alba Deutera Alba Amphitrite Dione Alba

Tarie / ターリエ
プルート・ジルコニア博士付の雑役女中(オールワークス)。
間延びした口調が特徴で、自由奔放で子供好き。
良く色々な所で街の人とおしゃべりをしている。
建物が好きで、物を食べるのが好き。
Tarie Tarie

初出物語:リギとターリエ
関連項目:Plut Silcohnea Ligi Pedrolino
Tiziano / 召使ティス
ローヴェル家の使用人。ティスと呼ばれる事が多いが本来の名はティツィアーノ。
主に誰もめんどくさがって面倒を見ない次男のフランチェスコの世話をしている。
最近入った新顔。屋敷内は、養子ではあるものの有能なグイドに付く使用人が多い。
フランチェスコが、屋敷の奥の驚異の部屋に閉じこもっているのは、
そういったグイド派の使用人がうっとおしいからでもある。
どうやら、ティスもグイドに反感を持っているようだが……?
召使ティス

初出楽曲:怪盗カサノヴァ
関連項目:Francesco della Rover
Oldtype/Mc No.27 Dietrich / ディートリヒ
旧式の執事型自動人形。Oldtypeとしては27番目に作られたシリーズの素体。
個体判別名称はディートリヒ。愛称はディト。
自律思考型自動人形"オルガノイド"の創始者、鉄森博士の秘書
兼博士の孫娘、鉄森光の世話役として心身をすり減らしている。
思考傾向としては、常に慇懃な態度だが、主人に対して平気で失礼な事も言う。
だが、それは二人の主人を愛していればこそである。
No.27シリーズは本来女性素体であるが、
秘書に美女を置くといやらしいオヤジに見られかねない
との博士の意向から、男性素体にマイナーチェンジされている。

初出楽曲:The Zeloth Law
関連項目:鉄森 博士 鉄森 光
Derzahla Balud / デルツァーラ・バルドー
男。元宮廷詩人。誰もが聞き惚れる美声を持つ。
ある事が切掛けで身一つで砂漠に追放される。
Derzahla Balud Derzahla Balud

初出楽曲:ディマシュクの月
Deutera Alba / デュートラ・アルバ
レオーネ共和国の海運王、ズィーロットの二人目の娘にして
最初の養女。元気だけが取り柄の活発な子。
貧しい農村から貰われて来て、
しばらくは裕福な生活を楽しんでいたのだが……


初出楽曲:精神体剥離薬
関連項目:Zeloat Alba One Alba Amphitrite Dione Alba 

Fiza Malika / フィザ・マリカ
魔導書『蝋纈の捜索者(フィザ・アルヴェイティカ)』に宿る精霊。
実体として具現化し、遍く倫理に反する闇の知識を行使する。
魔導書の力を仲介し、契約者に貸し与える事を主な能とする。
一時的に相手の意思を操る力《眩惑魅了(アルルハル)》を持つ。

Fiza Malika Fiza Malika

初出楽曲:ディマシュクの月
関連項目:魔導書『蝋纈の捜索者』
Blanca Lander / ブランカ・ランデール
イルアルトの有名舞台女優の息子。ブランカ・ランデールという名前は、
有名な劇から取った名前であり、本名ではない。
ある事件を起こしてから家を放り出され、孤児となる。
中性的な顔立ちをしており、人懐っこく明るく素直だが、
演技をさせると役が降りたように人が変わる。
これと決めたらゆずらない性格だが、普段はわりと優柔不断。

初出楽曲:Daffodil
Francesco della Rover / フランチェスコ・デッラ・ローヴェル
長い事子供が生まれなかったクラウディオが、
ようやく授かった実子。次男。愛称はフラン。
待望の子供、しかも男ということで、クラウディオは
これでもかというぐらいフランチェスコを可愛がっていた。
親に似て珍品奇品を愛し、一日の大半は"驚異の部屋"で過ごす。
怪盗カサノヴァのファンであり、何か記事が出ると
召使いのティスに読ませて悦に浸っている。
自分の事を目の敵にしてくる兄のグイドが苦手。
Francesco della Rover

初出物語:怪盗カサノヴァ
関連項目:Guidobaldo della Rover Claudio della Rover
     ローヴェル家 驚異の部屋 召使ティス 怪盗カサノヴァ
Plut Silcohnea / プルート・ジルコニア
レトーマ大学の医学教授でもある敬虔な老紳士。専攻は解剖学。
ターリエという女中と二人暮らしをしている

初出楽曲:絶望サイプレス
関連項目:Tarie

Matilda / マチルダ
"神の涙"と呼ばれる死病に挑む、遍歴の薬売り。
"旧神信徒(カダル)"圏の国の生まれ。
幼い頃に、現在の師匠に拾われ育った。
しかし、現在はその師に反発し、自らの正しさを証明するため、
また、自らの腕を磨くため、旅の空に身を置いている。
真心を尽くせば、人は救えると信じている。
初出楽曲:マチルダとワルツを

Mikhail Konev / ミハイル・コーネフ
労働者委員会"血霧の蜥蜴(ザフレク)"機関員。
いついかなる時も、感情に左右されず、冷徹に命令を遂行する。
ついた二つ名は"鉄のミハイル"。母と足の悪い父、弟がいる。
Mikhal

初出楽曲:ザフレク
関連項目:Yuri Konev

Yury Konev / ユーリイ・コーネフ
《名簿の人達(ノーメンクラトゥーラ)》と呼ばれる特権階級の家の子供。
平等主義社会において何不自由なく暮らしているが、その暮らしが気に入らず、
あまり家に帰らない生活をしている。ある事情から兄を恨んでいる。
yury

初出楽曲:ザフレク
関連項目:Mikhail Konev

Ligi Pedrolino / リギ・ペドロリーノ
オルディーン騎士団国の首都ラウデントから流れてきた孤児。
ある事件から孤児となり、兄妹で放浪している。
体がまず先に動くタイプで、口より先に手が出るタイプ。
その事をひねくれ屋の兄にからかわれては、良く喧嘩をしている。
Derzahla Balud

初出楽曲:絶望サイプレス
関連項目:Olphin Pedrolino
Liliana Augusta / リリアーナ・アウグスタ
東オーラム帝国の頂で辣腕を振るう女性。
夫を亡くしており、息子はまだ幼いため摂政という形で執政権を握っている。
戦皇女と呼ばれ、戦に出れば百戦錬磨。その高名は、諸国に轟き渡っている。
人当たりが良く、凛とした振る舞いとさばさばした性格で男女共に人気が高い。
だが、皇族の中には異民族の出だからという理由で彼女を毛嫌いするものも居る。
白い百合の花が好きで、良く自室に飾っている。
専属召使のアルメリアに対しては、格別な思い入れがあるよう。

Liliana Augusta

初出楽曲:興國幽径アポロギア
関連項目:Armelia Amaryllis
Roseleah Ribera y Albelda / ロゼリア・リベーラ・イ・アルベルダ
アルメリア王国北部の街、ルクローニャの町長の娘。花や動物が好き。
明るくほわほわとした感じだが、すぐに泣く。アルバートとは幼馴染。
高台の上の巡礼教会に通い、教養や家事を学ぶ為の修道女見習いをしている。
Roseleah Ribera y Albelda

初出楽曲:Missing Link
関連項目:Albert Alfonso y Rosen

Culture

石積みの塔 / いしづみのとう
自然を穢さず、魂を還す為の施設。

関連楽曲:幽寂の塔
印章指輪 / いんしょうゆびわ
一家の契約の全てを司る契約印。当主の証でもある。
だが、当主の留守を預かる意味で、その妻が持つ場合もあった。

関連楽曲:怪盗カサノヴァ
関連項目:Claudio della Rover
身悶える背徳の姉弟 / ヴァグァネイ
魔法の更に高等技術である召喚を用いて、魔導書『蝋纈の捜索者』から呼び出される魔物。
禍々しい熱を発する暗雲に、ギョロリとした見開かれた目が数百と浮いている。
暗雲を背景に、山羊の角の生えた姉弟が抱き合っているが、身体の大半は蔓に侵食されており、
言葉では言い表せない冒涜的な姿かたちをしている。数多の夢魔を従えている。
出現と同時に、周囲の者は理性を失うと言う。

関連楽曲:ディマシュクの月
関連項目:魔導書『蝋纈の捜索者』

解剖学講義 / かいぼうがくこうぎ
死への関心が高まった時代。骸骨は様々な芸術のモチーフとなった。
また、医学博士による解剖学講義は大衆娯楽の一つであり、富裕層の関心も高まっていた。
通常の解剖学抗議は、死刑になった犯罪者の身体を使って、金を払った見学者に講義するものである。
だが、娯楽にのめり込む人というものは、得てして熱を帯びれば帯びるほど、
手元に金があればあるほど、過激で、倫理から外れていくものなのである。

関連楽曲:絶望サイプレス
関連項目:Plut Silcohnea
神の涙 / かみのなみだ
世紀を越えて幾度も猛威を振るう死の病。
発症の経過としては、まず全身の倦怠感。次に発熱と咳と共に身体に黒い斑点が浮き上がる。
症状が進行するとともに意識が混濁し、嘔吐と腹痛の症状が見られ、身体中に斑点が広がっていく。
さらに症状が進行すると、毛穴という毛穴から出血、吐血、身体中のあらゆる器官から下血し、死に至る。
一説によれば、神が悲しみに暮れて零した涙が猛毒となり、肌に黒く染みるのであるなどと、
様々な噂があるのだが、真相は謎のままである。古には、くしゃみがその初期症状であると考えられていた。

関連楽曲:The Zeroth Law マチルダとワルツを 絶望サイプレス
関連項目:Matilda
旧神 / きゅうしん
この世界を創造したと言われる神。
古来四柱のうち、命名の神ノーエの事を指す。

関連楽曲:多数
関連項目:命名の神 ノーエ

除魔の教 / じょまのきょう
火を聖なるものとして崇める密教。
徳を高める為にある事を励行している。

関連楽曲:幽寂の塔
新神 / しんしん
現代の世界の規範とされる神。
古来四柱のうち、産命の神ノエインディと
育命の神ナルヴェインの事をを指す。

関連楽曲:多数

ティリオ誌(La Gazzetta del Tiglio) / ラ・ガゼッタ・デル・ティリオ
レオーネで発行されている、ボダイジュ(=ティリオ)の名を冠した新聞。
ボダイジュは自由の象徴として取り上げられる事が多い。
ティリオ誌はその名の通り、
貴族の失態や醜聞を書き立てたり、怪盗の活躍を大々的に報じるなど、
権力に囚われない自由かつ過激なゴシップ誌となっている。
フランチェスコの愛"聴"誌。

関連楽曲:怪盗カサノヴァ
関連項目:Francesco della Rover Tiziano

命名の神 ノーエ / のーえ
例えば、Albertという名前が『高貴で明るい』という意味を持つように、
名前にはすべて意味がある。
大昔、この世界の人間は名前によってその一生が運命づけられていた。
Albertという名の人は、一生『高貴で明るい』人生を送る、というように。
そして、物事に名をつける特権は、その昔主神ノーエただ一人のものであった。
名は、運命を支配する。つまり、名を司る者は運命を司る者でもあった。
他の神や、自然現象を司る上位精霊であっても逆らえない。
ノーエは、神の中にあって唯一絶対の神であった。

関連項目:旧神

貧者の施し院 / ひんじゃのほどこしいん
元々は貧しい商人だったズィーロット・アルバが、海運王になってから建設した孤児院。
元来孤児や乞食というものは、市街の塀の中に入れてもらえるということは稀であり、
差別の対象になることが多かった。おもにこういった弱者を受け入れるのは教会であるのだが、
時代が下るにつれ、商業組合がその付託を受けることもあった。
そういった商業組合の孤児院では、物心つく年齢の子供は、男子なら職人の元で修行を積み、
女子は、一通りの仕込みが終わったら住み込みの召使として派遣される事が多かったようである。
ズィーロットの孤児院も御多分にもれず、孤児の社会復帰を願って建てられたものであった。

関連楽曲:Daffodil
関連項目:Zealot Alba Blanca Lander Olphin Pedrolino Ligi Pedrolino Amphitrite Dione Alba
魔導書『蝋纈の捜索者(Fiza Albatika)』 / フィザ・アルヴェイティカ
"気づいてしまった"砂漠の隠者が、どこからか聞こえてくる外道の知識を
一心不乱に書き連ね、書き上げてまもなく絶命したと言われる魔導書。
闇の魔力に包まれており、手にした者の気を徐々に狂わせていく性質を持つ。
記載内容は極めて多岐にわたり、他人と精神を入れ替える、死者を操る、
証拠の残らない毒薬、媚薬の作り方、意思を乗っ取り操る方法、
苦痛だけを与えて死なせない方法、姿を消す魔法、
キメラの作成法、異形の魔精を呼び出して使役する方法等々、
数多の背徳的な技術についての詳細が記されている。
人を呼び寄せて自らを使わせる為の存在として、
精霊フィザ・マリカを宿している。

関連楽曲:精神体剥離薬 ディマシュクの月
関連項目:Fiza Malika Fiza Malika

黄金の樫の木の印章指輪(La Vera di Quercia) / ラ・ヴェーラ・ディ・クウェルチャ
婚約の際、一度、クラウディオから妻アナスタジアに渡されたが、
妻の方が先に死んでしまったため、
それからはずっとクラウディオが身に着けて居た指輪。

関連楽曲:怪盗カサノヴァ
関連項目:印章指輪 Claudio della Rover
理髪外科医 / りはつげかい
中世の医師には、知識主体の内科医、大学で学問を収めた王公認である外科医、
街医者で職人である理髪外科医の三種類があった。
地位のもっとも低い理髪外科医ではあるが、現在の外科医の先駆けでもある。
理髪という切る行為の流れから、瀉血も行うようになり、抜歯や、
簡単な外傷の手当なども行う町医者の役割を担っていた。

関連楽曲:絶望サイプレス
ローヴェル家 / ろーう゛ぇるけ
元は貧しい庶民の出あったが、戦争特需の好機を掴み、
材木商としてのし上がった。貴族の座を狙う郷紳という立ち位置である。
芸術を愛好し、多くの芸術家を支援したことで、
レオーネの文明化(ルネートル)期の芸術に最盛期をもたらした。
ローヴェルは、イルアルト語で"樫"を意味し、
ローヴェル家の紋章は黄金の樫を象徴とする。

関連楽曲:怪盗カサノヴァ
関連項目:Claudio della Rover Francesco della Rover Guidobaldo della Rover
籠火送り / れるまおくり
年の瀬に行う祭り。罪を懺悔し、年の感謝を
天に送る。光を魂に見立てる風習がある。

関連楽曲:潮の引いた街、灰の降る夜

World

アルメリア王国 / あるめりあおうこく
新神教徒(ディアクリシス)の守護者とも呼ばれる王国。
外洋航海を可能とする航海技術を持ち、
新天地開拓が国家事業となっている。

関連楽曲:Missing Link 時計仕掛けの恋人
エゥト王国 / えぅとおうこく
東のエゥト、西のルートと呼ばれるオーラム帝国武力の双璧。
主に東オーラム帝国の守護に着いている。エゥト族の王国。
その武力は帝国随一であり、かつて帝国と剣を交えた際には、
帝国正規軍の3分の2を壊滅に追いやっている。

関連楽曲:興國幽径アポロギア オルランド
関連項目:オーラム帝国
オーラム帝国 / おーらむていこく
中世央州時代に於いて、世界の支配的地位に位置する国家。
領土が広大であるため、東西で分割統治がなされている。
東は軍事と農業、西は宗教と芸術が盛んである。新神の信仰が篤い。

関連楽曲:興國幽径アポロギア オルランド
エベド帝国 / えべどていこく
強力な軍事力を持つ遊牧民の帝国。旧神を信奉する。
雪の降る北壁を本拠とするが、
"邪悪なる新神の信奉者は滅ぼされなければならない"
と言う信条により南征を繰り返し、オーラム帝国領を幾度となく脅かす。

関連楽曲:興國幽径アポロギア オルランド マチルダとワルツを

ルート王国 / るーとおうこく
東のエゥト、西のルートと呼ばれるオーラム帝国武力の双璧。
主に西オーラム帝国の守護に着いている。ルト支族の王国。
異族の中で一番早く正式に帝国に迎え入れられた。
国の紋章に聖母の象徴である百合を掲げている。

関連楽曲:興國幽径アポロギア オルランド
関連項目:オーラム帝国
レオーネ共和国 / れおーねきょうわこく
世界中の商流がこの国を通過すると言われる海洋国家。
扱う品物の数は星の数ほど。行き交う人種も星の数ほど。
この国では、新神教徒(ディアクリシス)と旧神教徒(カダル)も
いくつかの暗黙の了解と建前をもとに争いをしない。
イルアルトという大国が傍にありながら、独立を保ち続ける強大な小国。

関連楽曲:Daffodil 精神体剥離薬 怪盗カサノヴァ

Others豆知識やこぼれ話

驚異の部屋とは
驚異の部屋(Camera delle Meraviglia)とは。

様々な珍品・奇品を集めた私的な陳列室の事である。
主に王侯貴族の間で流行し、時代が下るにつれ
学者や文化人の間にも広まった。

非常に矮小な表現をするのであれば、
とにかく珍しいものを一つの部屋にかき集め、
ごくごく親しい者の間で見せあい、
自慢し合うという文化である。

蒐集対象は、個々人にもよるものの
宝石や装飾品、絵画といった芸術品から、
動植物の標本や、天球儀、地球儀、錬金術の文献などの学術資料
東洋の陶磁器や、武具などの舶来の品、
空想上の生物のミイラなどの怪しい物品など多岐にわたる。

驚異と混沌の名に相応しい驚異の部屋において、
ただ一つの秩序と言えば、蒐集の主の世界観である。
グロテスクなホルマリン漬けを多く集めた驚異の部屋、
化石や、骨格標本、動物標本の多い驚異の部屋、
空想上の品物や、舶来の品物、錬金術に関するものが並ぶ驚異の部屋もある。
蒐集品を用いて己の世界観を表出するのが、
その当時の上流階級のたしなみであった。

そして、驚異の部屋が屋敷のどこにあるかと言えば、
それは決してわかりやすい豪華で広い場所などには無かった。
たとえば、穀物庫の二階であったり、
調理場の外階段からしか行けなかったり、そういった地味な所に
部屋を置き、入口をうんと細く小さくした。
あるいは隠し通路なども用意し、驚異の部屋に続く階段は大抵急だった。
不機嫌になりながら暗く狭い扉に身体をねじ込み、
部屋に足を踏み入れると、その瞬間視界は開け、
広大な部屋に所狭しと珍品・奇品が陳列されている。
そういった驚きと愉快を楽しむ、知的な趣味。

それが、驚異の部屋である。

関連楽曲:怪盗カサノヴァ
関連項目:Claudio della Rover Francesco della Rover
レオーネの"山"と"陸"
●山のレオーネ

商業大国レオーネがレオーネであるために必要だったもの。
それは、"木材"である。今でこそ海上交易国家として名高いが、
かの国があるのは、淡水と海水が混じりあう泥にまみれた不毛の地。
蛮族に追われ、領土は少なく、辿り着いた土地。
もちろん、何を作ろうにも森も無ければ畑もない。
そこで登場するのが、"山のレオーネ"である。

山のレオーネというのは、16世紀にレオーネの支配下に入った、
イルアルト半島の北東、アルノーヴァ地方にあるベッルーノという街の事である。
このベッルーノには、ベルティモーロと言う膨大な針葉樹林を擁する大山系がある。
レオーネは、かの街が支配下に入ると同時に統治官を派遣し、この針葉樹林を直轄統治した。
森林が破壊される事の無いように、徹底的に管理された年次計画によって植林、伐採が行われ
レオーネ本国に材木が持ち込まれた。

このベルティモーロから運ばれたマツやモミの杭を打ち込み、
土台を築き、かくてレオーネの国はその体を大きくしていったのである。
このことから、"レオーネを逆さまにすると森ができる"とも言われる。

また、レオーネの最大の武器である船の建造にも、
このベルティモーロの材木が使われた。
怪盗カサノヴァの作中に登場するローヴェル家は、
この船の建造や武具に使われる材木を主商品として商いを行う商家である。


●陸のレオーネ

立派な街が出来、他国と張り合える武器を持った所でアキレス腱となり得るのは、
食糧事情だろう。食糧自給率が低く輸入頼みだと、
輸入先の国やその友好国と戦争になった場合、食糧確保が難しくなる。
その他の国に当たろうにも、緊急時になってからでは足元を見られる可能性もある。
ただでさえ、作物を植える土地の無いレオーネにとって
食糧補給の道を断たれるのは死に値する事柄だった。
その為、自給率を上げるのはレオーネの喫緊の課題であったのだ。
そこで登場するのが"陸のレオーネ"である。

陸のレオーネというのは、ベルティモーロ同様、
アルノーヴァ地方にあるヴェルテッツァという都市の事である。
16世紀に、レオーネの庇護を求めて支配下に入った。

後に、人口17万の大都市に成長していたヴェルテッツァは、
その土地を見込まれ農業生産の一大拠点になっていった。
レオーネの富裕な商人がこぞって出資し、自給自足が可能な農業施設を融合した富裕層の別荘、
"ヴィラ"が多く建てられるようになったのである。
そこで作られたワイン・米や小麦などの農作物は、川から海を伝って本国レオーネに送られた。

怪盗カサノヴァは、このヴェルテッツァにあるローヴェル家の"別荘(ヴィラ)"が主な舞台となっている。


関連楽曲:怪盗カサノヴァ
関連項目:ローヴェル家
"コファネット"とは
"Cofanetto(コファネット)"とは。

イルアルト語で、宝石箱・小箱を意味する単語。

"Cofano"という単語から派生したものである。
"Cofano"とは、婚姻先に花嫁が持っていく長持ちの事を指す。
長持ちというのは、衣装や大切な物などをしまっておく長方形の大きな箱のこと。

語尾に"etto"がつくと"小さな"、"可愛い"という意味になるため、
長持ちよりももっと小さな箱の事を指す。簡単に言えば、装身具(アクセサリー)入れである。

怪盗カサノヴァの最後に出てきたコファネットの中身は、果たして?

関連楽曲:怪盗カサノヴァ
自動人形工学三原則と拡張原則
●自動人形工学三原則

・ 第一原則 自動人形は人間に危害を加えてはならない。
       また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。

・ 第二原則 自動人形は人間にあたえられた命令に服従しなければならない。
       ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。

・ 第三原則 自動人形は、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、
       自己をまもらなければならない。

適用範囲:旧式、及び新式の自動人形

●拡張原則

・第零法則 自動人形は人類に危害を加えてはならない。
      また、その危険を看過することによって、人類に危害を及ぼしてはならない。
      この原則は、周知の第一原則よりも優先されるものとする。

適用範囲:新式の自動人形

関連楽曲:The Zeroth Law
精神体剥離薬の効能と主成分
精神体とは、肉体に宿る意識であり記憶である。
生ある限り、常に何ものかに定着しつづけようという性質のある精神体。
その定着の性質を一時的にそぎ落とす事の出来る薬、それが精神体剥離薬である。
一口、二口、三口と飲めば、次第に眠気に襲われ、意識が遠のき、
身体中から記憶が剥がれ落ち、魂が身体からこぼれ出る。
出てきた所を瓶にでも詰め、別の空の肉体へと流し込めば、
人の中身を入れ替える事もできる。外法の薬だ。
本来、この内容は魔導書『蝋纈の捜索者』から書き写す事が許されておらず、
一たび書き写せば、どこからか異形のものがやってきて、
書き写した者を闇に連れ去ってしまうと言われている。
だが、あえて書き記そう。精神体剥離薬の主成分はニガヨモギであ





るが、上記の事はまったくもって想像上の事であるので、諸兄は気にされない方が良いだろう。

執筆者:不思議探求家サリンジャー・デルトロ

関連楽曲:精神体剥離薬